人間のように会話する「ChatGPT」と関西万博についてトークしてみた
ChatGPTを開発するOpenAIは9月24日、新しい音声機能を発表しました。人間同士が会話するのとほぼ同じスピードで、ChatGPTと音声で対話できる機能です。
今年5月に発表され、7月から一部のユーザーに向けて試験的に提供されていましたが、ついに有料版のユーザーが広く使えるようになりました。そこで、実際に使ってみて、その様子を録画しました。
ここでは関西万博について、ChatGPTが「関西弁」で話しています。ちょっと変なアクセントの関西弁ですが、そこはノンネイティブということで、大目に見てあげてください。
英会話のレッスンや就活の模擬面接に
これまでも、ChatGPTと音声で会話できましたが、反応速度が遅かったため、継続的に利用するほどのレベルとはいえませんでした。しかし「Advanced Voice Mode」は、ほぼ人間に近い反応速度です。
これならば、英会話のレッスンや壁打ちの相手として有用なのではないか、と感じました。ほかにも、アイデアしだいで、いろいろな活用法がありそうです。たとえば、就職や転職の模擬面接官として、ChatGPTを利用するのもいいかもしれません。
あとは、記事を書く前に、ChatGPTに聞き役になってもらうのも良さそうです。ChatGPTに向かって、頭の中に浮かんだことをとりあえず話してみる。そのうち、だんだん頭が整理されていって、記事の方向性が固まっていくことが期待できます。
なによりもいいのは、話した内容はすべてChatGPTが文字に変換して、記録してくれることです。一通り話してみた後で、ChatGPTが記録した文章を参照しながら、原稿を書いていく。そんな使い方もできるのではないかと思いました。
話題の生成AI「Mapify」でトーク内容をビジュアル化
ちなみに、さきほどのChatGPTとの「関西万博」のトークですが、最近話題の生成AI「Mapify」を使って、マインドマップにしてみました。
これまで、生成AIというと、文章や画像を作るためのツールとして捉えている人も多かったのではないかと思います。しかし、ChatGPT Advanced Voice Mode のように「会話用の音声」を発したり、Mapifyのように「図解」を描いたりといった新しい機能がどんどん実用化されています。
今後は、生成AIをマルチモーダル(複数の形式)のツールとして捉え、目的に応じて使い分けていくことがポイントになっていくでしょう。
最新の生成AIを紹介するオンラインセミナー
9月27日(金)に開催予定のオンラインセミナーでは、そのあたりの話ができればと思います。ご都合の良い方は、ぜひ、ご参加いただけると嬉しいです。
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