【6/30 21時〜】NVIDIAはメディアになった? 台湾で考えた「メディアの未来」

「メディアとは何か」という問いへの答えが、根本から書き換えられようとしている──。台湾取材で目撃した最新のテクノロジーとメディアの潮流をもとに、「これからのメディアが目指すべき姿」を参加者とともに考えます。
亀松太郎 2026.06.23
誰でも

半導体メーカーが「メディア」になる時代

時価総額世界トップの半導体メーカー「NVIDIA」。そのイベントはもはや単なる製品発表会ではありません。

世界中から人々が集まり、熱狂する巨大なエンターテインメントイベントへと変貌しています。かつて新聞やテレビが担っていた「人を集め、情報を届ける」という役割を、企業自身が果たし始めています。

そのことを肌で感じたのが、6月初めに訪れた台北でした。

NVIDIAのイベントは、台北市内のコンサートホールで開かれた。開演の2時間以上前から多数の人々が詰めかけ、参加者には、ジェンスン・フアンCEOのキャラクターグッズが配られた

NVIDIAのイベントは、台北市内のコンサートホールで開かれた。開演の2時間以上前から多数の人々が詰めかけ、参加者には、ジェンスン・フアンCEOのキャラクターグッズが配られた

あしたメディア研究会代表の亀松太郎は、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOによる基調講演と、世界注目のIT展示会「COMPUTEX」を取材するために台湾へ赴きました。

同じころ、台北に滞在していたのが、ジャーナリスト/コンテンツディレクターの富谷瑠美さんです。富谷さんは両イベントを取材しつつ、台湾の独立系調査報道メディア「報導者」のオフィスも訪問しました。

そこで見えてきたのは、「メディアの生態系」が大きく変質しつつあるという実感です。

6月最後の夜にオンライントークを開催

そんな体験を踏まえ、あしたメディア研究会は6月30日(火)の夜、<NVIDIAはメディアになった? 台湾で考えた「メディアの未来」>と題したオンライントークを開催します。

今回のスピーカーは、亀松と富谷さんの二人。台湾取材を通じて感じた「新しいメディア」の可能性を、参加者のみなさんと一緒に議論したいと思います。

「AIエージェント編集部」の可能性

COMPUTEXの来場者数は前年の約8万人から約11万人へと大きく増加しました。AIや半導体への関心の高まりだけでなく、「現場でしか得られない体験」の価値が増していることを実感する場でもありました。

AIや半導体への関心の高まりを受け、ITの国際展示会「COMPUTEX」の来場者数は大きく増えた。今年のキャッチコピーは「AI Together」

AIや半導体への関心の高まりを受け、ITの国際展示会「COMPUTEX」の来場者数は大きく増えた。今年のキャッチコピーは「AI Together」

COMPUTEXの会場で最も目についたキーワードのひとつが「Agentic AI(エージェント的なAI)」。AIが質問に答える存在から、自律的に考え行動する存在へと進化しようとしています。

そのとき、編集者やライターの仕事はどう変わるのか。「AIエージェント編集部」という新しい可能性についても議論します。

人間にしかできない「メディアの仕事」とは?

さらに、AIが進化するほど価値が問われる「人間にしかできない仕事」の代表例として、調査報道を取り上げます。台湾の独立系調査報道メディア「報導者」の取り組みを紹介しながら、AI時代だからこそ求められるジャーナリズムの役割についても考えます。

台湾の独立系調査報道メディア「報導者」。昨年末に設立10周年を迎えた。「深度×開放×非営利(深く・オープンに・非営利で)」をモットーとしている

台湾の独立系調査報道メディア「報導者」。昨年末に設立10周年を迎えた。「深度×開放×非営利(深く・オープンに・非営利で)」をモットーとしている

「メディアとは何か」が根本から問い直されている今、台湾で見えてきたヒントをもとに、これからのメディアの可能性を一緒に探りましょう。

スピーカーのプロフィール

亀松太郎(あしたメディア研究会代表) 大卒後、朝日新聞記者や法律事務所リサーチャーなどを経て、ネットメディアへ。J-CASTニュース副編集長、ニコニコニュース編集長、弁護士ドットコムニュース編集長を歴任。朝日新聞運営メディア「DANRO」の創刊編集長を務めた後、メディアを引き取ってオーナー編集長に。関西大学特任教授(ネットジャーナリズム論)などを経て、現在はフリーランスの記者/編集者として活動。日本科学技術ジャーナリスト会議の理事を務めながら、電波新聞で「半導体人材の未来」を連載中。

富谷瑠美(ジャーナリスト/コンテンツディレクター) アクセンチュアで全国紙のコンサルティングを担当したあと、日本経済新聞に転じ、日経電子版テクノロジーセクションの記者に。リクルートグループの編集者を経て独立。現在は沖縄在住。生成AIの登場以降は、外資系コンサルティングファームでの生成AIトレーニングの企画・運営や、AI活用コンテンツ制作のワークフロー構築など、実務と発信の両面から生成AI領域に携わっている。

オンラインイベントの概要

【テーマ】NVIDIAはメディアになった? 台湾で考えた「メディアの未来」

【スピーカー】亀松太郎(あしたメディア研究会代表)、富谷瑠美(ジャーナリスト/コンテンツディレクター)

【日時】6月30日(火)21時~(開場20時55分)

【場所】オンライン(Zoomミーティング)

【参加費】あしたメディア研究会のサポートメンバーは無料(それ以外の方は1200円)

【申込方法】こちらのPeatixページから申し込んでください。申し込むと、ZoomのURLにアクセスできるようになります。

***

過去のオンラインイベント

あしたメディア研究会がこれまでに開催したオンラインイベントは、アーカイブ動画で視聴できます(サポートメンバー限定)。

興味のあるテーマがあれば、ぜひアクセスしてみてください。

AI時代の「コンテンツ制作」ライター・編集者の仕事はどう変化するのか?

取材に必須「AI文字起こし」使いやすいのはどれ?主要ツールを徹底比較

文献や動画の解析、ウェブ調査に不可欠のツール「NotebookLM」活用法

ライターでも簡単!AIツールで始める「ショート動画」作成入門

無料で「あしたメディア研究会 NEWS」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

誰でも
広告が 仁王立ちする 数秒間 待ちて読むべき 記事はありや
サポートメンバー限定
【セミナー動画】AI時代の「コンテンツ制作」ライター・編集者の仕事はど...
誰でも
AI時代の「コンテンツ制作」 ライター・編集者の関心の傾向は?
サポートメンバー限定
【セミナー動画】社会人「大学院進学」のリアル 実践者に聞く!学び直しの...
サポートメンバー限定
【セミナー動画】取材に必須「AI文字起こし」使いやすいのはどれ?主要ツ...
サポートメンバー限定
【セミナー動画】文献や動画の解析、ウェブ調査に不可欠のツール「Note...
読者限定
「AI全振り宣言」の朝日新聞社長に「自身はAIをどう使っているか?」と...
誰でも
地方から問う「フェイクではない民主主義」とは? 五百旗頭幸男×畠山理仁...