【セミナー動画】NVIDIAはメディアになった? 台湾で考えた「メディアの未来」

片や、時価総額世界トップの半導体メーカーが自らメディア化する。片や、寄付だけで運営される非営利の調査報道メディアが若者の支持を集める。台湾で目撃したのは、対照的な二つの「メディアの未来」でした。
亀松太郎 2026.07.04
サポートメンバー限定

あしたメディア研究会では6月30日の夜、<NVIDIAはメディアになった? 台湾で考えた「メディアの未来」>と題したオンライントークを開催しました。

スピーカーは、当研究会を主宰する亀松太郎と、ジャーナリスト/コンテンツディレクターの富谷瑠美さん。6月に台湾で開催された「NVIDIA」の講演会やテクノロジーイベント「COMPUTEX」を現地取材した2人が、それぞれの視点から最新動向を語りました。

そのアーカイブ動画を、あしたメディア研究会のサポートメンバー限定で公開しています。この記事の最後から視聴できますので、ぜひご覧ください。

「メディア化」する世界一の半導体メーカー

AIを用いて、今回のオンライントークの内容をインフォグラフィックにしてみました。文字が小さくて読みにくいかもしれませんが、おおむね、このようなことを話しました。

前半の亀松のパートでは、世界トップの半導体メーカー・NVIDIAの「メディア化」を取り上げました。

同社のジェンスン・フアンCEOの講演会は、まるでアーティストのライブのような盛り上がり。NVIDIAが自ら中継した講演動画は数万人が同時視聴していました。その動画は、メディア企業と変わらないクオリティで、会場では多数のスタッフが高価な機材を使って撮影している様子が見られました。

NVIDIAの採用ページには、年収数千万円で映像プロデューサーの募集が出ていたこともあります。半導体チップのメーカーというB2B企業でありながら、自ら強力な発信力を持つ「メディア企業」となっている現状が紹介されました。

また、AIが人間の指示を待つのではなく、自律的に考え、他のAIを動かしてタスクをこなす「AIエージェント」が今後ひろがっていく可能性について、Computexでの見聞をもとに考えました。

若者が支える調査報道メディア「報導者」

後半の富谷さんのパートでは、台湾の非営利調査報道メディア「報導者(The Reporter)」の現地取材の様子が語られました。

企業や政府の広告に依存せず、個人の小口寄付を主な収益源として運営を成り立たせている同メディア。特筆すべきは、20〜30代の若い世代から熱い支持を集めている点です。

スタッフも、民間のテック企業に行けば高収入が得られる優秀な若手エンジニアが使命感を持って参画しているとのこと。40代・50代の編集者がデジタルネイティブの若手スタッフからSNS運用を教わるなど、フラットで持続可能な組織づくりの裏側が紹介されました。

メディアの未来や新しい編集部のあり方に興味のある方は、ぜひ、以下からアーカイブ動画をご覧ください。

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