【3/27 20時〜】地方のニュース砂漠化を防ぐ!「記者クラブDXシステム」とは?

新聞やテレビの経営環境が厳しくなるなか、全国メディアが地方駐在の記者を減らす動きがあり、地方での取材力の低下が懸念されています。そんな状況を打破したいと、元テレビ局の記者が新しいネットワークシステムの構築に動き出しました。
あしたメディア研究会 2025.03.20
誰でも

新しいメディアのあり方について考える「あしたメディア研究会」が開催するオンラインイベント。今回は<地方のニュース砂漠化を防ぐ!「記者クラブDXシステム」とは?>と題して、オンラインセミナーを開催します。

テレビ局の記者・ディレクターを経て起業

ゲストは、元テレビ局員(記者&ディレクター&広報)で、現在は株式会社Shireruの代表取締役を務める山田みかんさんです。

▼ 山田みかんさんのプロフィール

三重県出身。「人と社会の役に立ちたい」という思いからテレビ局へ就職。記者や広報担当として働く傍ら、副業で自治体やスタートアップの広報支援をスタート。「自走できる広報」「広報を内製化する」を目標に利用者に寄り添ったアドバイスを行なう。テレビ局を退職後、広報支援会社「Shireu」を設立。さまざまな組織の情報発信を支援しながら、記者クラブなど地方のジャーナリズムの実態をリサーチし、改善のためのシステムを開発している。 

>> X:@yamada_mikan_ / ウェブサイト:Shireru

自治体の4割「記者クラブに滞在する記者が減った」

山田さんは2024年10月、全国の自治体の記者クラブの利用実態をアンケート調査した結果を発表。記者クラブがある自治体の約4割が「5年前と比べて滞在する記者が減った」と感じていることを明らかにしました。

この調査結果を伝える記事の中で、山田さんは「行政職員の側が、マスコミが衰退することに危機感を抱いていることが分かった。この現状をなんとかしていきたい」とコメントしています。

報道資料を届ける「記者クラブDXシステム」を開発

そのような問題意識のもと、自治体や企業の報道資料をデータベース化して記者クラブ加盟社に届ける「記者クラブDXシステム」を開発。現在は、複数の自治体で実証実験をおこなっています。

今回のセミナーでは、山田さんに「記者クラブDXシステム」構想について説明してもらいながら、地方の記者クラブが抱える課題と打開策について考えてみたいと思います。

ローカルメディアの未来や地方の情報発信の行方に関心がある方は、ぜひご参加いただけると嬉しいです。

オンラインイベントの概要

【テーマ】地方のニュース砂漠化を防ぐ!「記者クラブDXシステム」とは?

【スピーカー】山田みかんさん(Shireru代表取締役)

【日時】3月27日(木)20時~22時(開場19時55分)

【場所】オンライン(Zoomミーティング)

【参加費】あしたメディア研究会のサポートメンバー(有料会員)は無料(それ以外の非会員は1200円)

【申込方法】こちらのPeatixページから申し込んでください。申し込むと、ZoomのURLにアクセスできるようになります。

※Peatix申込ページ:https://amk250327.peatix.com/view

何かご要望やご質問があれば、こちらの問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

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