【セミナー動画】(第1回)ニュース砂漠に立ち向かう「ローカルメディアの成功例」米国で話題の書籍から学ぶ

メディア環境の変化により、地域の新聞社が次々と倒産しているアメリカ。「ニュース砂漠」と呼ばれる苦境の中、伝統メディアや新興メディアがさまざまな挑戦をしています。その成功例を紹介しながら、「ローカルメディアの未来」を考えます。
亀松太郎 2024.08.04
サポートメンバー限定

2024年6月に開催したオンラインセミナーのアーカイブ動画を公開しました。タイトルは<ニュース砂漠に立ち向かう「ローカルメディアの成功例」米国で話題の書籍から学ぶ(第1回)>です。

あしたメディア研究会のサポートメンバー限定で視聴できます。

ローカルメディアの新しい動きに詳しい米国のジャーナリスト(エレン・クレッグとダン・ケネディ)が執筆した本が、メディア業界で注目を集めています。

日本語にすると、「地域ニュースの成功事例:メディア・スタートアップ、ニュース砂漠、そして、第四の権力の未来」という感じでしょうか。

アメリカでは、各地域にあった歴史ある新聞社が次々と倒産し、ローカルニュースの提供に問題が生じていると言われています。「ニュース砂漠が広がっている」という表現がされることもあります。

そのような苦境の中で、伝統メディアや新興メディアがさまざまな挑戦をしています。そんな革新的な事例を具体的に紹介しているのが、この「What Works in Community News」です。

あしたメディア研究会では、この本の内容をもとに、「ローカルメディアの今後のあり方」を考える勉強会を何回かに分けて開催する予定です。

今回のセミナーは、その第1回。「What Works in Community News」の「イントロダクション」と「第1章:ニュージャージー」を取り上げました。

ニューヨーク州の隣に位置するニュージャージー州では、「NJ Spotlight News」を始めとする新しいローカルメディアの動きが起きています。公共放送局「NJ PBS」の取り組みや州の公的な補助金を使ったハイパーローカルメディアの支援など、日本と異なる展開もあり、参考になります。

アメリカの新興ローカルメディアの動きに興味がある方は、本の内容をまとめた資料とともに、ぜひ、動画をご覧いただければと思います。

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