中学受験の常識を疑う勇気と「VUCAの時代」を生きる力

「詰め込み教育で本当にいいのか」「遊びこそが探求の原点ではないか」——激化する中学受験に疑問を投げかける声。デジタルマーケティングの第一線で活躍するコンサルタントが、子育てを通して見つめ直した「本当に大切なもの」とは?
亀松太郎 2025.08.04
誰でも

あしたメディア研究会にゆかりのあるメディア関係者が「イチオシの本」を紹介しながら、その本の魅力や自身の活動について語るポッドキャスト番組「メディアびとブックトーク」。第6回のゲストは、株式会社CROSS LINK代表取締役の黒須ちほさんです。

「中学受験」アンチテーゼに共感

デジタルマーケティングのコンサルティングとプロジェクトマネジメントの「二刀流」で企業の成長を支援する黒須さん。自身も中学受験を経験し、娘にも同じ道を歩ませるのが当然だと考えていました。

ところが調べてみると、現在の中学受験は様変わり。勉強量は3倍に増え、小学6年生は毎日塾に通い、受験直前には学校も休む——そんな過酷な現実に直面します。

そんな時に出会ったのが、実践教育ジャーナリストの矢萩邦彦さんが編著者となってまとめた『中学受験を考えたときに読む本』(二見書房)。一見、受験を応援する内容に見えるタイトルですが、実際は中学受験への鋭いアンチテーゼが込められた一冊でした。

黒須さんが特に共感したのは、YESインターナショナルスクール校長の竹内薫さんの「後に受験をした人たちの方が、社会に出てからしぶとい」という言葉です。

遊びこそが探求の原点。変化が激しい「VUCAの時代」に求められるのは、知識の詰め込みではなく、自分で考え、決断する力である、という指摘に深くうなずいたといいます。

ポッドキャストの後半では、流行のマーケティング手法に飛びつきがちなクライアントに対して、「ターゲットユーザーが何を考えているか」を徹底的に調査することを薦めるという黒須さんの姿勢が語られます。

教育と仕事、両方の現場で「本質を見極める」ことの大切さを語る黒須さんのトークをお聞きください。

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